★このページで分かること

  1. テアニンが多く含まれているのは1位:抹茶、2位:緑茶、3位:烏龍茶
  2. テアニンをお茶からは少ししか摂れない&カフェインが含まれるので、テアニンのみを効率的に摂るならサプリメントがベスト

テアニンはお茶に含まれているので、お茶を飲めば効率よくテアニンが取れると考えるかもしれません。実際に、テアニンはお茶にどれくらいの割合で含まれているのでしょうか。テアニンが含まれるお茶と、テアニンの含有量を調べてみました!

緑茶

まず注目したいのが緑茶です。緑茶にはテアニンが豊富に含まれていて、平均すると茶葉100g当たりに1g前後のテアニンが含まれていますが、お茶として抽出した場合、摂取できるテアニンの量はさらに少なくなります。

テアニンの効果を実感するためには200mgのテアニンを摂取する必要がありますが、実際にリラックス効果を得たいと思う場合、何杯の緑茶を飲む必要があるのでしょうか。200mgのテアニンを緑茶だけで摂取する場合、約2リットルもの緑茶を飲む必要があると言われています。

ちょうどメジャーなペットボトル飲料のサイズがあるので想像しやすいかと思いますが、かなりの量の緑茶を飲まないと効果が現れないことがわかります。

ここで問題になるのは、テアニンと同じように緑茶に含まれているカフェインの多量摂取です。例えば2リットルのお茶を飲む場合、カフェインの摂取量はなんと500mgほどにもなります。

これだけのカフェインを摂取すると、脳で覚醒作用が働いてしまうため、リラックスするどころか眠気が吹きとんでしまい、眠れなくなる原因にもなりかねません。以上のことから、テアニンの効果を期待して緑茶からテアニンを摂取するというのは難しいということが分かります。

抹茶

続いては抹茶です。抹茶に使用される粉末ですが、これは茶葉を粉砕することによって製造されます。もともと抹茶に使う茶葉には豊富なテアニンが含まれていることが多いので、抹茶にした場合も豊富なテアニンの摂取が期待できます。

また緑茶と比べると、抹茶の方がより多く成分が溶け込むため、抹茶に含まれるテアニンの量は緑茶よりも多くなります。

抹茶に含まれるテアニンの量は抹茶湯飲み一杯当たりおよそ30mgですので、緑茶よりも多くのテアニンが摂取できることが分かります。

一日の目安である200mgのテアニンを摂取するには7杯程度の抹茶が必要となりますが、問題点はこの量の抹茶に含まれるカフェイン含有量です。なんと抹茶の場合、緑茶と比較するとカフェイン含有量が10倍にもなってしまうため、やはりこちらもテアニンの効果だけを期待し常飲するというのは向かなそうです。

ほうじ茶

お茶には他にほうじ茶があります。ほうじ茶は緑茶を焙煎して作るため、抹茶とは逆に有効成分が少なくなる傾向が見られます。ほうじ茶と緑茶を比較すると、ほうじ茶100g当たりのテアニン含有量はわずか10mgとなり、ほうじ茶1杯当たりのテアニン含有量は0.02mgほどしかありません。

200mgのテアニンを摂取するためには200リットルものほうじ茶が必要となりますが、200リットルというとお風呂に入れる湯量に匹敵する量ですから、ほうじ茶でテアニンを摂取するというのは非常に難しいことがわかります。

紅茶

また緑茶と同じ茶葉を使用している茶系飲料に、紅茶もあります。紅茶葉は緑茶を発酵させて作られるもので、発酵の過程で茶葉は茶褐色になり紅茶独特の風味が生まれます。

そしてその生成の結果、紅茶に含まれるテアニンの量は茶葉100g当たりわずか0.2mgまで減ってしまいます。緑茶が100g当たり1000mgですから、計算上紅茶に含まれるテアニンの量は5000分の1にしかなりません。

もし緑茶と同程度のテアニンを紅茶で摂取するとしたら5000倍の紅茶を飲む必要があり、一日の摂取目安である200mgのテアニンを摂取する場合、緑茶が2リットルペットボトル1本分だったことを考えると、果てしない量の紅茶が必要だということが分かります。

ほうじ茶同様、紅茶からテアニンを摂取するというのは現実的ではありませんし、加えて紅茶は特にカフェイン含有量が高いので、就寝前に飲んでもただ眠気だけが飛んでしまうということになりかねません。

烏龍茶

紅茶と同じく発酵させて作るお茶に烏龍茶があります。烏龍茶は体内の余分な脂を排出してくれる効果を持っており、健康的なイメージを抱いている人も多いですが、テアニンの含有量はどれ程でしょうか。

紅茶はテアニンの含有量が少ないですが、烏龍茶に含まれるテアニンの量は100g当たり0.8g~1g程度となり、緑茶と同程度のテアニンが含まれていることが分かっています。もし200mgのテアニンを摂取したい場合、緑茶同様2リットルほどの烏龍茶を飲むことになります。

テアニンを効率的に摂取するならサプリメントがベスト

またテアニンには、水に溶けにくくお湯に溶けやすいという性質があるので、お湯で作った温かいお茶には水で溶かしたお茶よりも豊富にテアニンが含まれることが分かっています。

ただそれを加味しても、お茶にはテアニン以外にカフェインが含まれているうえ、テアニンの基本的な含有量が少ないため効率的に摂取するのには向いていません。

もしテアニンを効率よくそしてカフェインフリーで摂取したい場合、サプリメントで摂取するのがベストです。